難病(クローン病)持ち社会人日記

クローン病患者、なんとか生きてる

社会人3年目で思うこと

クローン病を患い、無事就職できるのか不安でこのブログを立ち上げましたが、

無事システムエンジニアとして就職でき、現在社会人3年目になりました。

 

就活当初はクローン病という爆弾を抱えながら仕事をできるか不安だったのですが、

案外なんとか(なんとかなっていない部分もありますが)なっているので、

就活当初の懸念事項と、実際に社会人になってみての感想を整理しようと思います。

 

1.急にトイレ行きたくなったらどうしよう

就活当初、この悩みが一番大きかったです。

結論から言うと、デスクワーク主体なので案外大丈夫でした。

 

エンジニア職なので、営業職と違って社外に出る機会が少ないのでトイレに行く自由は比較的ありました。

ただ、顧客先に訪問する機会はあって、時々漏らしそうな場面はありましたが、そこは準備(朝食や昼食を絶食して便意リスクを減らす等)をすることで対策することはできました。

 

昨今のコロナでテレワーク主体になっているので、これから就職活動される方はデスクワーク、特にテレワーク可能な会社を選択されるのがよいかと思います。

2.病気のことバレたらどうしよう

就活の際、クローン病を情報開示することはデメリットと考え、病気のことを伝えずに就職してしまいました。

 

結論、寛解状態であれば全然バレなかったです。

自分が通院している病院は土曜もやっているため、通院のための休暇をとることもなかったですし、自分は寛解状態が長く続いているので症状面でもバレることはなかったです。

 

ただ、トイレに行く頻度が高かったり、痔になることが頻発していたので、会社の人間に対してはお腹下しやすい病弱キャラとしてふるまっていました。

 

そもそも病気のことは事前開示して、職場の人たちに考慮してもらうのが長期的にみて一番良い選択かと就職して痛感しています。

一方で、病気を隠すという選択をとったとしても、寛解状態で自分でコントロールできる状態なのであれば、意外となんとかなるということも事実ではあると思います。

 

3.症状が悪化して働けなくなったらどうしよう

自分はクローン病発症してから入院・手術などを行なっておらず、寛解状態を維持しているのですが、悪化したらどうするんだろうな、、ちょっとこの点については社会人になって経験ないのでなんとも言えないですね。。

 

前提として、病気のことを隠しているので悪化したら事情説明して休職するしかないかな。。そして、出世とかは無理かなきっと。

 

一時的に働けなくなる期間が存在する、ということは転職を何度も繰り返すようなことが必要かなと考えています。

そうなると、転職しやすいようにスキルを有していることは必要かなと思います。

働ける!ってなった時に仕事がない状態が一番苦しいと思うので。

 

まとめ

こうして振り返ってみると、病気を隠して就職してしまうことは、長期的にデメリットが多いなと過去の選択を反省しています。

一方で、進みたい道が持病があることで行けないという状況なのであれば、隠すという選択も個人的にはありかと思います。

あえて短期目線で選択するというのも、人生一回きりなので。

 

後は、病状がどんな状況でもいつでも仕事ができる準備ができるように、スキルを身に着けておく必要はあるかなと思いました。

資格やポートフォリオ等なんでもいいですが、いざ仕事を探すぞってなった時に準備ができていないと厳しくなるかなと。

寛解時に準備をしておくことは必要かなと思いました。

 

自分が社会人としてまっとうに仕事できているかと言われると決してそうではないんですが、

もしこれから就職しようと考えている方がいましたら自分ができる範囲で相談等できますので、コメントしていただければと思います。

 

では!