クローン病患者が被災して思ったこと
2018年9月6日、北海道で起きた大地震。
「クローン病患者」である筆者も北海道に在住していたので、この震災の経験、今後のアドバイスを記していければと思う。
- 食料について
地震が起きてすぐ起きるのは「食料争奪戦」です。
午前8時頃にコンビニに行きましたが、すでに手遅れ・・・
店頭に並んでいた商品は具体的には以下の通りでした。
・水、お茶以外の飲み物
→炭酸飲料、ジュース系が多かった。
→後、ミルクティーがめちゃ余ってました。
・お菓子系
→ポテチ、チョコ、グミ、酒のつまみ系しか余ってなかった。
・カップ麺
→辛いやつしか残ってない。
→かろうじて、スープ春雨とそうめんのカップ麺はあった。
その中で、僕が買ったのは以下の通りです。
・マシュマロ→めっちゃ余ってた!結婚したいレベル。
・グミ→普通にあった
・和菓子
・低脂肪ヨーグルト
・スープ春雨
・そうめんカップ麺
・飲料水(甘くてエネルギーになるもの)
みんな、ガッツリ系でカップ麺やおにぎりなどを目当てにきます。
なので、我々はまず脂質0のお菓子系を狙いましょう笑笑
また、カップ麺系もスープ春雨などローカロリー系はありました。
ただ、注意点としては「甘いものが多い」点です。
お菓子類が増えるため、口が甘くなって気持ち悪くなりがちです。
今後余裕があればサラダチキンや緑茶など、甘くないものを買えたらなと思います。
- 炊き出し、飲食店利用について
基本的にカレーライスが多かった印象です。
炊き出しは本当にありがたいのですが、脂質が多いものが多いケースがあります。
そう言う場合は自分で事情を説明して、自分に合うようにライスのみか、寛解の方はカレー少量 にしてもらった方がいいかもです。
自分の場合は、、我慢できずに普通にカレー食ってました←
再燃はしませんでしたが、善意でやっていただいているので、残さないよう、事情は説明した方が良いです。
- トイレ問題(自宅の場合)
自分の家は断水していなかったのでトイレが自由に使用できました。
しかし断水している場合、水が流れないため、気軽にトイレが行けないです。
解決策として、日常的に風呂に水をためておいた方が良いです。
トイレだけでなく、様々な用途に使えるのでおすすめです。
また、トイレを作って、その都度処理する方式も良いかもしれません。
筆者は作りませんでした(これからの状況次第で作るかもしれません)が、作り方を覚えて行くことに越したことはないです。
- トイレ問題(避難所に行く場合)
トイレが共用利用になるため、より深刻です。
特に、女性の方は列が長くなるかもしれないので、ストレスになると思います。
私から言えることは、自分の体調を知っている「味方」を作ることだと思います。
自分が難病持ちであること、トイレに頻繁に行く必要があること、を周囲に理解してもらうべきです。
少しは融通してもらえると思いますし、仮に心ない言葉をかけられたとしても、理解してくれる方が1人でもいればそれだけで心の支えになるはずです。
慣れない環境、トイレに自由に行けないストレスで体調が悪くなるかもしれません。
自分で抱えずに、頼れる時はもうめちゃめちゃ甘えちゃいましょう笑笑
そして、自分が余裕がある時は周りの人を助けましょう。
人間助けあっていけたら、困難にも乗り越えられるはずです。
まとめ
とはいえ、自分は被害は少なく、病気に関しては比較的ストレスなく過ごせました。
今後の状況次第ですが、自分も無理せずに暮らしていければと思います。
IBD患者で北海道いる人!頑張りましょう!
てか、一緒に頑張らせてください!笑、自分メンタルくそよわなので汗
道外の人もできる対策があったらしておいた方がいいかもです。
具体的にモノを買わなくても、心構えや意識をしておくだけでその場の行動が変わると思います。
最後に、twitterでリプくれた方、有益な情報を教えてくれた方、本当にありがとうございます。
復旧まではまだまだかかりますが、気を緩めずに頑張りたいと思います!
本当にありがとうございました!
では!